「速読できるの??」
「趣味はなに?」
「読書かな。休みの日はよく本を読んでるよ」
「そうなんだ。じゃあ、速読できるの??」
「三大・本好きがされる質問」の一つがコレ。
速読できるの??
である。
残りの二つは、
自分で小説書かないの?
と、
漫画は読まないの?
である。
選者はこの僕だ。
今、思いついた順に適当に挙げたこの3つの質問だけど…
当ブログを読んでくれているような読書好きの皆さんは思い当たる節があるのではなかろうか。
小説を読むのが好きという人種は、
僕の偏見によると…
自分でも小説書きたいと思いつつ、自身の文才に悲嘆しているし、
創作の世界が好きだから漫画だって読まないわけじゃない。
だが、速読となるとどうだろう。
正直、他人がどうやって活字を読んでいるかってイマイチわからない。
一文字、一文字、丁寧に読んでいる人もいるだろう。
一文節づつ、一行づつ、数行づつ、と個人差はあれど、飛ばし読み?している人もあるだろう。
でも、見開き1ページあたり数秒で次に進むような、
(もしくはもっと早く読めるような…)
いわゆる速読法をマスターしている人ってあまりいないのではないか。
確かに、普段あまり活字を読まない人というのは、
びっくりするくらい読むのが遅い人がいる。
別に馬鹿にするつもりはない。
単に慣れてるか、慣れてないか、というだけの問題だから。
お勧めの本を貸してよ!と言われて、貸してあげた小説が、
2か月後に、「めちゃくちゃ面白かったよ」という言葉と共に返ってくるのはちょっと困惑してしまう。
そうした活字慣れしていない人からすると、
普段から小説を読む生活をしている人の読書スピードは速読地味て見えるのかもしれない。
実際、僕は、300ページくらいの文庫本なら2~3時間で読むが、
特別早いとは思わない。
早く読むだけなら、もっと短時間で読めはするけど、
あくまで小説を楽しむことが目的だから、スピードは特に意識していない。
基本的に、内言(心中発声)はしていないけど、
物語の山場なんかだと内言して読むときもある。
活字を追うときの内言の話を、小説を読まない人にすると、
顔に?が浮かぶ時がある。
街中で見る、
マックや吉野家の看板や、
電車の「〇〇行き 急行」みたいな文字列は
瞬間的に頭で理解できるでしょ。
長い文章も、いちいち頭の中で呟かずに、同じように意味を読み取れれば早く読めるよ。
と言っても、理解されないときもある。
文字→音→意味を文字→意味
に変えるのは意外と難しいみたいだ。
たぶん、あまり活字に触れない人にとっては、
内言せずに文字を追う習慣があるかどうかが速読か否かの壁になるのだろう。
このブログを読んでくれている皆さんは、
どのくらいの速さで本を読んでいますか?
読書中は、内言していますか?
もしよかったらコメントやTwitterのリプライ等で教えてください。