東大文学部の読書感想文

東大文学部。好きな本や最近読んだ本の感想を書きます。ニュースや本屋で目にした、本にまつわる気になる事も。

本を読む場所

「どこでもできる」

 

これって、本を読むという娯楽の長所の一つだと思う。

場所も取らないし、周りに迷惑をかけることもない。

特別な道具や施設もいらない。

本を一冊持っていらばそれでいい。

自分が本を読みたいと思えば、その瞬間から読書を始められる。

 

だから、いつでも、どこでも、本は読める。

 

毎日の通学・通勤の行き帰りの電車内だって読める。

運よく、座れた日なんかは一層捗る。

あの電車特有の緩やかな振動が心地よく、目の前の本にいつもより集中できる気がする。

 

ご飯を食べた後に、もう少しゆっくりしたいなってとき。

お店が混雑していなければ、

膨らんだお腹をさすりながら、鞄の中の文庫を取り出して読み進めることもできる。

 

落ち着いたカフェで時間を潰すとき。

これは絶好の読書タイムだ。

まとまった時間をとって、一気に読破できる。

 

夜寝る前の布団の中で、眠気と闘いながらページをめくるときもある。

周囲が騒がしい場所でも、予想外に集中して、活字に没頭してしまうこともある。

 

 

でも、どんな場所でも読めるから。

だからこそ、本を読む場所にはこだわりがあったりする。

「ここで読書をする時間は特に好き!!」

という場所があったりすのではないだろうか。

 

僕は、大学の図書館の前の広場で本を読むのが好きだ。

陽の光が暖かくて、噴水の水の音がして、背後には重厚な図書館の建物がある。

そんな空間での読書は、格別の心地よさがある。

そろそろ寒くなってきたので、これからの季節は外で本を読むのは無理そうだけど(笑)

 

あと、最近のお気に入りは夜カフェ

終電もないような深夜に、ゆったりとした時間を提供してくれるカフェは最高だ。

お酒を飲むわけではなく、ちょっと暗めで静かな店内で珈琲を飲みながら本を読む。

なんだか悪いことをしているみたいな気分になる。

ちょっとわくわくして、楽しい。

 

 

皆さんは、どんなシチュエーションで本を読む時間がお気に入りですか??

 

近所の図書館???

自分の部屋???

お気に入りのカフェ???