とうとう本にも…ガチャの時代
ため込んだ石をつぎ込んで、10連ガチャを回す。
最高レアリティの☆5はなかなか出ない。
もう一度…。
出ない。
ここで諦めたら、これまでに使った石がもったいない。
仕方ない。
〇〇円だけ…。
お!!これは、☆5の演出だ!!
…なんで…もう、持っているキャラ…。
ガチャと聞くと苦い記憶を思い出す人もいるだろう。
僕だってそうだ。
お金を入れてレバーを回すとカプセルに包まれたおもちゃが出てくる。
幼少期にワクワクしながら回したガチャから一転、
今やガチャといえばソシャゲのガチャ。
パズ〇ラやモ〇スト、パ〇プロといった人気のゲームのイベントが始まるたびに阿鼻叫喚の地獄絵図が巻き起こる。
だが、今日紹介するガチャはそんな世知辛い代物ではない。
京都新聞で紹介されていた、本のガチャガチャの話だ。
とある図書館で実装されたそのガチャを回すと、数字の書かれた紙が入ったカプセルが出てくる。
そして、その数字に指定された本を借りるというものだ。
借りるまで、どんな本が出てくるかわからない。
きっと自分では選ばないような本もたくさんあるだろう。
普通なら出会わない本に、ガチャガチャを回すことで出会える。
いつもと違う読書は、もしかしたら人生の幅を広げてくれるかもしれない。
未知の本との素敵な出会いを提供してくれる本のガチャ。
是非とも回してみたいものだ。
近くの図書館でもやってくれないかなあ…。
→本のガチャの記事